鉄道模型を始めたい人は「(ミニ)鉄道模型運転セット」+「車両」でOK

鉄道模型を始めたいけど、何から揃えたら良いか分からない。って人は、TOMIXから発売されている「(ミニ)鉄道模型運転セット」がおすすめです。

レールに電気を供給する「パワーユニット」と「レール」の入門セット商品で、あとは好きな車両を購入したらすぐに走らせることができ手軽に鉄道模型を始めることができます。

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メリット

好きな車両を購入するだけですぐに楽しめる


出典:TOMIX

鉄道模型を始めるのに必要なものがそろっているので初心者におすすめセットになっています。

少ないスペースでも楽しめる

出典:TOMIX

鉄道模型といえば、広いスペースが必要でなかなか気軽に始めることができないから、あきらめていた人も多いと思います。

しかし、このセットに付属するレールは「ミニカーブレール」という通常のカーブレールより小さい半径で曲がるレールとなっています。その為、リビングのテーブルや勉強机等でも十分に楽しむことができます。

注意点として、ミニカーブレールは、すべての車両が走行できるわけではありません。
新幹線とか特急列車とかは走行できないと思って下さい。
走行できる車両は、TOMIX公式ホームページの「スーパーミニカーブ・ミニカーブ走行可能トミックス車両リスト」を確認して購入して下さいね。

パワーユニットN-400が付いてくる

パワーユニットとは、車両のスピードを調節するコントローラーです。

このパワーユニットの特徴として、ポイントを切り替える機能が内蔵されているということです。

TOMIXが発売している一般的なパワーユニットは、ポイント切り替え機能が内蔵されていません。その為、将来的に電動レールポイントを購入してレイアウトを拡張したい時には別売りの「ポイントコントローラー」を購入しなければ使用できません。

しかし、このセットに付属しているパワーユニットN-400では、ポイントを切り替え機能が内蔵されている為、電動レールポイントを購入するだけで切り替えることができるのです。

このパワーユニットでは、2カ所の電動ポイントが切り替え可能です。

デメリット

ミニカーブレールの為、すべて車両が走行できるわけではない

出典:TOMIX

これは仕方がないですね。レイアウト寸法は、280mm×420mmとなっています。

小さいスペースで新幹線を走行させるのは少し無理があります。

ただし、ミニカーブレールではない通常の入門セットもあります。

パワーユニットN-400の出力電流が小さい

出力電流とは、パワーユニットからレールに供給できる電流のことです。

パワーユニットN-400では出力電流が、0.4A(400mA)です。

一般的な動力車(モーター車)の最大電流が300mAで、ヘッドライト、テールライトが電球の場合、それぞれ60mAの為、動力車1台とヘッドライトを付けると最大360mAとなり出力電流はギリギリになります。

ギリギリと書きましたが、車両1台のみなら通常走行はできます。動力車を2台連結させて走行させたいって人はこのパワーユニットでは無理だということを知っておいて下さい。

また、上位機種のパワーユニットN-1001-CLに搭載されている「常点灯機能装備」もありません。

豆知識
常点灯機能とは?
車両の中に「室内照明ユニット」を付けた際に車両が停止状態でも微量の電流を流し、室内照明を点灯させる機能のことです。

まとめ

  • 知識がまったく無いけど、鉄道模型を始めたいって人におすすめ。
  • この入門セットと車両を購入するだけで、鉄道模型を始められる。
  • 将来的に新幹線を走行させたり、大きなレイアウトにする人には不向き。

メリット、デメリットありますが、鉄道模型ってどんな感じなのかな?少しはじめてみたいな。って人には、ぜひおすすめの入門セットになっています。

あなたが、鉄道模型を始めるきっかけになればと思い、記事にしました。

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