CANON(キヤノン)が発売している、EOS Mシリーズ(EOS M、EOS M2、EOS M3、EOS M10、EOS M5、EOS M6、EOS M100、EOS kiss M)。
Mシリーズは、小型で軽量のミラーレスカメラなので初心者にもおすすめです。
でも初心者で戸惑うのはレンズ選びです。
コンパクトカメラならレンズ交換はありません。しかし、CANON(キヤノン)Mシリーズのカメラはレンズ交換式のミラーレスカメラなので「本体」+「レンズ」が必要です。
レンズ交換が面倒くさいと思ったそこのあなた!レンズ交換できるメリットはたくさんあるんですよ。
今回は、Mシリーズのカメラに合う最適な、おすすめレンズを考えてみたいと思います。
まず初めに、本体のマウントを確認する
現在、CANON(キヤノン)では「EFマウント」と「EF-Mマウント」の2種類があります。
Mシリーズのカメラは「EF-Mマウント」なので、接続できるレンズも「EF-Mマウント」対応のレンズしか基本的に接続できません。
ただし、EFマウントレンズでも接続する方法も実はあって、純正のマウントアダプター「EF-EOS M」を間に接続すれば、EFマウントレンズでもMシリーズのカメラに接続できます。
しかし、マウントアダプターの分だけ重くなるので、ミラーレスの小型で軽量であるというメリットが少し減ってしまいます。
撮影するものは何?レンズ選びは撮影対象選び
撮影するものによって、レンズを選んだ方が良いです。
めちゃくちゃ値段の高いズームレンズ1本よりも、撮影対象にあったレンズを1~3本持っていた方がコストパフォーマンスは高いです。
僕が撮影するものは、街中の風景写真、テーブルフォト(ご飯)やポートレート写真(人物)なので、同じような人は参考にしてみて下さい。
風景写真・テーブルフォト 用
風景写真やテーブルフォト用で候補に上がったレンズは以下のレンズ。
- EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM
- EF-M22mm F2 STM
他にも「EF-Mマウント」対応のレンズはありますが、値段が同じくらいで比較的安いという点で選びました。
安いと言っても2万円くらいはします。カメラ関係の物を購入する際は相変わらず金銭感覚が麻痺しますね(笑)
EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM
Mシリーズの標準ズームレンズですね。
35mm換算で「24-72mm」の焦点距離になります。
重量も約130gとコンパクトで初心者におすすめのレンズの1つです。手振れ補正も付いています。
気になる点として、ズームレンズの為、F値が3.5~6.3と暗めのレンズになっていてるので暗い場所や背景をぼかす感じの撮影は苦手なレンズです。
また、最小撮影距離が25cmなのでテーブルフォト撮影時は、イスを引いて撮る必要がある場面もあるかもしれません。
EF-M22mm F2 STM
単焦点レンズで、重量が約105gと軽量な上、F値が2で明るいレンズなので暗い場所での撮影にも強いです。
35mm換算で「35mm」の焦点距離になります。
手ぶれ補正が付いていませんが、F値が2と小さいのでシャッタースピードを上げればデメリットにはなりません。
F値が2と小さいメリットとして背景をぼかす感じの撮影ができます。
また、最小撮影距離が15cmなので、テーブルフォトにも最適です。
どっちがおすすめ?
標準ズームレンズだと、どうしてもF値が大きくなってしまいます。
せっかくレンズ交換式カメラで撮影するならF値が小さい明るいレンズで背景をぼかす感じの撮影がしたいので、単焦点レンズである、
を購入しました。
ポートレート用
ポートレート用レンズは35mm換算で「80mm」の焦点距離になるレンズがおすすめです。
少し望遠気味に撮影することで背景がボケて人物が際立ちます。
MシリーズはAPS-Cセンサーの為、接続するレンズとしては50mm前後のレンズを選べば35mm換算で「80mm」の焦点距離になります。
ポートレート用で候補に上がったレンズは以下のレンズ。
- EF50mm F1.8 STM
感の鋭い人は、もう気づいたかもしれませんが、このレンズは「EFマウント」対応のレンズであり、そのままではMシリーズに使用できません。
上記の方で説明した「レンズマウントアダプター EF-EOSM」と一緒に使用する前提です。
なぜ、わざわざEFマウントレンズにするかというと、
- EF-Mマウントの50mm単焦点レンズがない
- EF50mm F1.8 STMが最強
という点です。
EF50mm F1.8 STM + マウントアダプターEF-EOSM
マウントアダプター分の購入と、重量増加の点でおすすめ度は[star4]にしてありますが、レンズ単体としてはおすすめ度[star5]です。
EF50mm F1.8 STMが最強な理由として、F値が1.8でとても明るいレンズですが、値段が2万円以下というバーゲンプライス!
CANON(キヤノン)が出している「撒き餌レンズ」ですね。撒き餌レンズとは、性能が良いレンズをお得な値段で出して消費者に最初のレンズとして選んでもらう為のことです。
その為、ポートレート用は、
を購入しました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
簡単にまとめると、
- CANON(キヤノン)Mシリーズカメラは「EF-Mマウント」レンズから選ぶ
- 「EFマウント」レンズを使用したい時は「マウントアダプター」を間に接続する
という内容です。
今後は、購入したレンズで色々とレビューしてみたいと思います。