【レビュー】ワイドPCレールのカント付レール小円セットCA-S

鉄道模型をよりリアルに再現したいなら、「カント付レール」を導入しましょう。

今回は、カーブで車両が傾く単線のカント付小円エンドレスレールセット「レールパターンCA-S」を紹介します。他のセットと組み合わせることで多彩なレールパターンを楽しめます。

カント付きレールとは?

「カント(Cant)」=英単語の「傾斜・傾く・傾ける」の意味。

鉄道での「カント」とは、カーブ区間において車両にかかる遠心力を打ち消し、通過を容易にする為に外側のレールを内側のレールより高く敷設する線路構造のことです。これによりカーブ区間において、制限速度内での安全な車両運行を可能としています。

TOMIXのワイドPCカーブレールでは、この「カント」を採用し、カーブレールに約4度の傾斜を付けています。

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製品内容

レール

●ワイドPCレールS140-WP(F)
●ワイドPCレールS280-WP(F)
●ワイドPCカーブレールC280-45-WP(F)
●ワイドPCカーブレールC317-45-WP(F)
●ワイドPCアプローチレールCR280-22.5-WP(F)
●ワイドPCアプローチレールCL280-22.5-WP(F)
●ワイドPCアプローチレールCR317-22.5-WP(F)
●ワイドPCアプローチレールCL317-22.5-WP(F)

制御機器

●ワイドレール・スラブレール用D.C.フィーダーN

付属品

●リレーラー
●ワイドレールジョイント

レールパターンCA-S

レールパターンCA-Sでは、カーブレールに「C280」と「C317」を使用します。このセットを2つ購入すれば、簡単に複線のワイドPCレールにすることができます。

開封編

パッケージは、約A4サイズでかなり小さめですのでお店で買って持ち帰りもしやすいです。

組み立て

組み立ての注意点として、カント付カーブレールとストレートレールの間には「アプローチレール」を接続しなければいけないという点です。レールの裏面に品名が記入されているので確認しながら作業しましょう。間違って接続すると段差ができるので気づけると思います。

↑【正しい接続】↑

↑【間違った接続】↑

ワイドPCレール同士の接続部には穴があるので、付属のジョイントを取り付けると穴を隠せます。

単線で使用する際は「ジョイント(小)」を取り付けます。

複線で使用する際は、レール2本を密着させて平行に置くことで、従来のレールと同じ複線間隔(37mm)になるように作られています。付属の「ジョイント(大)」を取り付け、ワイドPCレール同士を接続することができます。

レイアウト全体

さっそく組み立てました。通常のレールパターンAより、少し大きいサイズですね。

レールへの給電は、付属のワイドレール用DCフィーダーを使用します。ワイドレールの裏に接続するので目立ちません。

試運転

実際に車両を走行させてみました。車両が傾いているのが分かると思います。

今は単線のみですが、今後は複線にしたり、架線柱や、壁パーツを取り付けてよりリアルしていきたいですね。

 

購入した商品はこちら

TOMIX Nゲージ カント付レール 小円セットCA-S 91010 鉄道模型用品

まとめ

  • 鉄道模型をよりリアルする「カント」を再現。
  • 単品で買うよりお得なセット商品。
  • 2セット購入で「C280」「C317」の複線レイアウトができる。
  • 別売りの壁や橋脚を付けることで容易に高架線へ発展できる。
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